「花が売れない、お金もない」——花の技術より大切だった〇〇の話

花屋の経営戦略

29歳のとき、私は横浜・大倉山の住宅街の裏道に、小さな花屋とカフェを開いた。

夢だった自分の店。花が好きで、花の仕事がしたくて、26歳から1年半、三軒茶屋の家族経営の花屋でアルバイトをしながら必死に準備してきた。現場のノウハウを身体に叩き込んで、オーナーが経営をどう動かしているかを真横で見て、「これで開業できる」と思っていた。

でも、開業してすぐに気づいた。

「私は何もわかってない。」

目次

三軒茶屋で学んだことが、大倉山の裏道では通じなかった

三軒茶屋は、東京の都心のど真ん中。立地が良くて、人通りが多くて、通りすがりのお客さんが自然と足を止める場所だ。仕入れれば売れる。陳列すれば買ってもらえる。お店に花を並べることで、ある程度の売上が立つ環境だった。

でも私が開いたのは、横浜市港北区大倉山の、駅から少し歩いた住宅街の裏道。

人が来ない。花を並べても、誰も目に留めない。

仕入れた花は売れないまま鮮度が落ちていく。廃棄率がどんどん上がる。売上が立たないのに仕入れの支払いはやってくる。

売れない。廃棄率高い。地獄。

資金繰りが悪化していった。

修業中に学んだことを愚直にやっていたのに、なぜこうなるのか。最初、私には理由すら分からなかった。

花屋の経営戦略
大倉山のお店

「センスの良いアレンジが作れる」ことと花屋の経営はまったく別物

花屋起業 花の仕事

追い詰められて、私は経営者向けの勉強会に参加するようになった。

そこで初めて気づいた。

「自分の好きなこと、出来ることで起業しても、実際にビジネスとして続けていくには、経営スキルが必要だ。」

そう気づいたが、時すでに遅し。もう資金は底をつき始め、資金繰りに追われる日々が始まっていた。
そうなるともう毎日がお金の心配。まったく人生楽しくない。
当時の店の家賃は18万円、スタッフへの給料の支払いが月20万~30万ほどだった。自分の給料はほとんど出ない。

花が好きだった。花の技術を磨いた。修業もした。でも私が準備していたのは、それだけだった。経営のことを私は何も知らなかった。

なぜ売れないのか。今ならわかる。当然だ。私には「作戦」が無かったから。どんな商品やサービスを、誰にどうやって提供していくのか?そういうことを予め決めておく作戦がなかったのだ。作戦のことを「戦略」という。私には「経営戦略」が無かったのだ。

その「作戦の立て方(戦略)」と「作戦の実行の仕方(戦術)」を、体系的に学べる場所をつくった。
花仕事で生きていきたいと思っているすべての人に届いてほしい。
あの頃の私のように、お金が足りなくて涙が出るような、そんな気持ちになっている人がいるならぜひ知ってほしい。

▶ 花仕事カレッジの講座一覧はこちら
https://flowershop-marketing.com/course-list/

「花が好き」は、最高の出発点だ。でも、それだけでは足りない

今、花仕事で独立を考えている方や、すでに花屋やお花教室を運営している方に伝えたいことがある。

あなたが今、感じているかもしれない苦しさ——

  • そもそも、お客さんが来ない
  • 売れない花がロスになって、仕入れが怖い
  • 修業先でうまくいっていた方法が、自分の店では通じない
  • リピーターが増えない
  • 価格を上げる勇気が出ない

それは、あなたの花のセンスが悪いからじゃない。技術が足りないからじゃない。

「経営」を知らないだけだ。

私がそうだったから、断言できる。

好きなことで起業するのは素晴らしい。でも「好き」だけでは、花屋は続かない。

私も29歳で開業してすぐ、廃棄の山と資金繰りの地獄を経験した。修業先で学んだことが、自分の店では何一つ通じないという現実を突きつけられた。

そこから経営を学び、仕組みを作り、「戦い」ではなく「棲み分け」の視点を持つことで、経営が変わっていった。

花仕事カレッジ お花の仕事 花屋の経営

「花仕事カレッジ」をつくった理由

あのころの自分が求めていたものを、ずっと考えていた。

「花屋として生き残るための、経営の学び場が必要だ。」

花の技術を教えてくれる場所はたくさんある。でも、花屋として経営を体系的に学べる場所は、ほとんどない。

だから「花仕事カレッジ」をつくった。

花が好きという気持ちを、自分らしい仕事と豊かな暮らしに変えるために。
一人で悩み苦しむ夜をなくすために。

かつての私のように「売れない。廃棄率高い。地獄」と感じている人に、届いてほしい。

方法を知れば、あなたは変われる。

▶ 花仕事カレッジの講座一覧はこちら https://flowershop-marketing.com/course-list/

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